デイサービスを選ぶ

これで三日、施設より外出を控えるよう言われている。

住人に腰の骨を折られると困るからだ。

それに伴って施設内の雰囲気が悪くなっている。

地面が凍っていなくても、いつでも外出しているわけではないのだが、

それでもたいていの住人は毎日、ショッピングセンターや郵便ポスト、

公園まで、決まったコースを散歩している。

禁止されると、急に必要性が高まるものなのだ。


『83 1/4歳の素晴らしき日々』

(ヘンドリック・フルーン=著、長山 さき=訳 集英社)より抜粋




みなさん、こんにちは!

風がひんやりして、過ごしやすくなってきましたね。

デイサービスに通っている高齢の方も、

暑いと行く気が失せてしまいますが、

このくらいの気温なら出かける気も湧いてきそうですね。


そう、今日はデイサービスの施設を

選んだときのお話をしたいと思います。

母のデイサービスを選ぶとき、ケアマネさんにお願いして、

周辺の施設の資料をまとめていただきました。

どのくらい見学に行ったでしょう…

5、6ヶ所は行ったでしょうか。


実際に行ってみて分かったのは、

ほんとうにその場所、その場所のカラーがあるということ。

利用者さんの人数、それに対してのスタッフさんの人数、

施設の広さ、食事は手作りか仕出し弁当か、など。

利用料はそんなに大きく変わらないと思います。

じゃあ、なにを決め手に施設を選んだかというと、やはり“人”でした。


結局、最初に見学に行ったところを選んだわけなのですが、

そこは、少人数で小さい施設、スタッフの人多め、

食事は基本仕出し弁当、たまに手作り、という感じです。


初めて見学に行ったとき、そこの年配の女性スタッフの方は、

「大きいところ、小さいところ、いろいろなところを見たほうがいいですよ。

私もいろいろなところで働いてきましたから、それぞれの良さがあります」

と教えてくれました。

アドバイスしてくださったのが私にはとてもよかったです。

あと、そこの施設の男性スタッフの方が

「力になりますよ」

と言ってくださったことも大きかったです。

とても心強かった。


今は、送り迎えやイベントなどのときに

お会いして立ち話をする程度ですが、

母のことはもちろん、私のこともとても気遣ってくださいます。

とても信頼しているので、もしなにか問題があったときでも、

しょうがないな、いつもよくやってくださってるし、と思える。


自分で動いて、いろいろ見て、納得した施設を選んでおくことは、

介護をしている家族にとってとても大切なことだと感じます。

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